自転車ロードレース、安全確保へ速度抑制を検討
【パリAFP=時事】自転車競技の統括団体である国際自転車競技連合(UCI)のダビド・ラパルティアン会長が、ロードレースの安全性を高めるため、自転車のスピードを落とすことを検討していると明かした。≪写真は、自転車ロードレースのワンデーレース、スヘルデプライスで落車した選手≫
ロードレースでは、このところ特に下り坂での事故が続いており、一部の選手や主催者からレース中の速度を落とすよう求める声が出ている。その一つの解決策がギア比の制限で、UCIもその選択肢を検討しているという。
ラパルティアン会長は18日に公開された、仏メディアとのインタビューの中で、「年末のどこかの大会でテストを予定している」と明かしつつ、疑念も示した。
「一般的に言って、スピードを落とすのは時代にやや逆行する」「個人的には、ギア比の制限には多くの疑念がある。軽いギアで速くペダルを回す選手や、重いギアでもこげる選手といった持ち味が変わる可能性がある」
「確かにレースは高速化している。特に大きな要因は用具の大幅な効率化だ。ギア比の制限がその解決策になるのか。そう考える人もいる。いずれにせよ、背景にあるのはスピードをどう抑えるかという問題だ」
「難しいのは、1大会のテストから結論を出すことだ。ステージレースでも、1大会だけでは距離はそこまでにならない。しかし定義上、統計データを集めるには、1回の大会ではなく量が必要だ」【翻訳編集AFPBBNews】
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