トランプ政権と信頼関係構築=ロ朝連携「深刻に憂慮」―25年外交青書
岩屋毅外相は8日の閣議で、2025年版外交青書を報告した。今年1月に発足したトランプ米政権との間で「引き続き強固な信頼関係を構築し、日米関係をさらに深化させる」と強調。「国際社会が直面するさまざまな課題について意思疎通を行い、日本として貢献を続ける」と記した。
青書は、ロシアとの軍事協力を強める北朝鮮の動向も分析。ウクライナ侵攻を続けるロシア支援のために派兵したことなどに触れ、「日本を取り巻く地域の安全保障に与える影響の観点からも深刻に憂慮すべきだ」と批判した。
中国については、昨年の青書で5年ぶりに復活させた「戦略的互恵関係」推進の表現を維持。日中間で懸案となっている日本産水産物の早期輸入再開や、殺傷事件が相次いだ在留邦人の安全確保を求める方針も盛り込んだ。
日韓関係を巡っては、尹錫悦前大統領の戒厳宣言で情勢が流動的になったものの、政府間で緊密な意思疎通の継続を確認していると明記。日ロ関係では、北方四島の元島民らによる墓参再開を最優先事項とした。
[時事通信社]
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