トランプ氏の3選出馬は「法的に極めて困難」 米司法長官
【ワシントンAFP=時事】米国のパム・ボンディ司法長官は6日、ドナルド・トランプ大統領(78)が憲法で禁じられている「3期目」を目指して次の大統領選に出馬するための法的手段を見つけるのは「極めて困難だろう」との見解を示した。≪写真はパム・ボンディ 米司法長官≫
ボンディ氏は米FOXニュースの番組で、「彼にあと20年くらい大統領を続けてほしいが、おそらく今回の任期が最後になるだろう」と語った。
米国憲法は1947年、フランクリン・ルーズベルト大統領が4期目の就任直後に死去したことを受け、大統領の任期を通算2期(8年)に制限するよう改定された。
この規定を改正して大統領の3選を可能にするには、連邦議会(上下両院)の3分の2の賛成、または全米50州のうち4分の3の州による憲法制定会議での承認が必要となる。政治評論家らは、これらの条件を満たすのは極めて困難だと指摘している。
ボンディ氏も「それが唯一の方法だが、極めて困難だろう」と述べた。
トランプ氏は3期目を視野に入れているかのような発言をたびたび行っており、先月31日にはNBCニュースの電話インタビューで「冗談ではない」と述べ、「それを実現させる方法はある」と語っていた。
ボンディ氏の今回の発言は、多くの憲法学者の見解と一致しているが、トランプ氏の忠実な支持者であり、現政権の司法のトップである彼女の発言は、より重みを持つと受け止められている。【翻訳編集AFPBBNews】
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