体外受精、胚を取り違えたまま出産 クリニックが謝罪 豪
【シドニーAFP=時事】オーストラリアの体外受精(IVF)クリニックで、胚の取り違えにより、患者が別人の子どもを出産する事態が発生した。クリニックが10日、取り違えを公表し、謝罪した。≪写真は資料写真≫
ブリスベンにある体外受精クリニック「モナッシュIVF」によると、人為的なミスにより、ある患者の胚が「誤って別の患者に移植」され、その後出産に至った。
取り違えは2月に発覚した。子どもの両親が、保管されていた胚を別の医療機関へ移管するよう依頼した際、胚が一つ多く残っていることにスタッフが気付いた。
即座に行われた調査で、母親に移植された胚は、「誤って解凍」された別の患者の胚だったことが判明した。
同クリニックは1週間以内に関係する患者に連絡し、謝罪とサポートを提供し、また規制当局にも報告した。患者と子どものプライバシー保護のため、身元は公開されていない。【翻訳編集AFPBBNews】
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