2月消費支出、0.5%減=食料マイナス、うるう年も影響―総務省

総務省が4日発表した2月の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は29万511円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比0.5%減少した。マイナスは3カ月ぶり。節約志向で食料が5カ月連続で落ち込んだほか、うるう年だった前年と比べ日数が少なかったことも減少要因となった。うるう年の影響を除いた試算では、1.8%増だった。
食料は、ブロッコリーやトマトなど野菜の高騰で買い控えの傾向が続き、4.5%減。被服および履物は12.5%減。気温が低く春物衣料の購入が伸びなかったほか、降雪で外出機会が減ったことが響いた。
一方、光熱・水道は7.6%増。寒波の影響などで暖房使用が増え、電気代が11.4%のプラスだった。政府補助金が再開したことも使用量の増加につながった。自動車購入費などが伸び、交通・通信は4.6%増加。前年に一部自動車メーカーの出荷停止があり、その反動とみられる。
[時事通信社]
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