「最後のナチ裁判」元速記係死去=収容所勤務、99歳で有罪―ドイツ
【ベルリン時事】ドイツメディアは7日、第2次大戦中にナチスのホロコースト(ユダヤ人大虐殺)に関与したとして、昨年8月に殺人ほう助の有罪が確定した強制収容所の元速記係の女性(99)が死去していたと報じた。女性の公判は「最後のナチス裁判」となる可能性があるとして注目された。戦後80年を迎える中、存命のナチス戦犯は少なくなっている。
死去したのはイルムガルト・フルヒナー元被告。18~19歳だった1943年6月~45年4月、ナチス占領下のポーランド北部シュツットホーフ収容所の所長室で勤務し、ユダヤ人など1万505人の殺人と5人の殺人未遂をほう助したとして、99歳になって執行猶予付き判決が確定した。司法当局によると、今年1月14日に死去した。
[時事通信社]
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