2025-04-03 20:38スポーツ

平野、偉業達成にも淡々=「ただの1セーブ」―プロ野球・オリックス

 「きょうはただの1セーブとしか思っていない」。オリックスの平野は、プロ野球史上4人目の通算250セーブにも淡々と話した。3―2の九回に登板。走者を背負いながらも最後は落ちる球で空振り三振を奪った。
 節目到達を喜ぶ気持ちがあるのは確か。同僚やスタンドのファンから祝福を受け、「みんなが一緒になってつくったもの」とかみしめた。ただ、2シーズン前には日米通算250セーブを達成。その後も「そんなに甘い世界ではない」と、いつ活躍できなくなってもおかしくないとの危機感を持ちつつ、新球種のツーシームに挑戦するなど41歳になっても進化を目指してきた。
 06年に同期として入団した岸田監督は、重圧がかかる場面での強い精神力に信頼を寄せる。「いつかは達成すると思っていた。接戦をしっかりと抑えてくれて、さすがだ」とたたえた。
[時事通信社]

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