音楽会で震災復興祈念=「癒やされる」、先住民も参加―台湾・花蓮
【花蓮(台湾)時事】台湾東部・花蓮沖で発生した最大震度6強の地震から1年に当たる3日、花蓮県主催の音楽会が中心都市の花蓮市で開かれた。地震の影響で客足が落ちた観光業の回復や震災復興を祈念し、舞台後ろのスクリーンには「花蓮加油(頑張れ)」の文字が映し出された。
地元の先住民族・阿美(アミ)族や大学生らが歌や踊り、楽器の演奏を披露し、200人以上の観客が訪れた。花蓮市に住む元公務員、陳鳳美さん(65)は「住民は1年間つらかったけど、音楽で心が癒やされる」と喜び、「多くの人が観光に来て花蓮を応援してほしい」と語った。
花蓮県観光処の余明勲処長は「この日に開催したのは音楽を通じて励ましや希望を伝えるため」と説明。花蓮の観光名所、太魯閣(タロコ)渓谷は地震による落石などで復旧していないが、余処長は「太魯閣以外にも多くの大自然、きれいな景観があることを知ってほしい」と訴えた。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
非関税障壁、為替も議論=米と協議「一日も早く成果」―赤沢再生相
-
円相場、143円59~59銭=11日正午現在
-
東京株、一時1900円超安
-
松山、38位発進 男子ゴルフ
-
公明代表、給付財源「赤字国債も」
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
元祖“怪物” 巨人・江川卓投手
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎