2025-04-02 05:55

上半身に多数の刺し傷=東京の女子高生遺体―愛知県警

 愛知県一宮市の民家で3月末、東京都内の女子高校生の遺体が見つかった事件で、遺体には鋭利な刃物による刺し傷が多数あり、後頭部など上半身に集中していることが2日、愛知県警への取材で分かった。
 県警は逮捕した住人の無職江口真先容疑者(21)を同日、死体遺棄容疑で送検。同容疑者は殺害についても認めているとされ、県警が詳しい経緯を調べている。 
 江口容疑者は3月31日夜、自宅クローゼットに東京都葛飾区の高校生、加藤和華さん(16)の遺体を遺棄したとして、逮捕された。
 県警によると、司法解剖の結果、加藤さんの死因は出血性ショックで、30日ごろの死亡と推定された。後頭部や首の後ろ側、背中などに多数の刺し傷、切り傷が確認され、背後から襲われた可能性があるとみられている。
 捜査関係者などによると、加藤さんは28日、家族に「ネットゲームで知り合った愛知の友達の家に行ってくる」と告げ、東京駅まで送ってもらい新幹線に乗車したが、29日午前を最後に連絡が取れなくなった。同日夜に行方不明者届が警視庁に提出され、連絡を受けた県警一宮署員が31日に江口容疑者宅を訪れ、遺体を発見した。
[時事通信社]

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