90時間経過、女性を救出=続く捜索、諦める家族も―ミャンマー地震
【バンコク時事】ミャンマー中部を震源とする地震で、被災地では発生から90時間以上が過ぎた1日も救助隊による捜索が続けられ、首都ネピドーの倒壊した建物から60代の女性が救出された。独立系メディアが伝えた。
地震は3月28日に発生。ミャンマーの救助隊はネピドーや震源に近い第2の都市マンダレーで、中国やロシアなど外国の援助隊と連携し、生存率が急激に低下するとされる72時間経過後も救出作業を続けている。
ただ、家族の生存を諦めた人もいる。ネピドーで崩壊した公務員住宅前にいた住民は1日、現地入りした時事通信の通信員に「父は亡くなったが、救助隊員は遺体を掘り出そうとしてくれている」と語った。
付近に避難所はなく、宿舎に暮らす政府職員や家族はビニールシートや毛布を木に掛けて日よけにし、野宿をしている。そのうちの一人で電力・エネルギー省の職員は「上司は電気と水道のある場所に移れると言うが、それがいつなのか、どこにあるのかは分からない」と述べた。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
サウサンプトン監督解任=イングランド・サッカー
-
両陛下、硫黄島訪問
-
日米首脳、電話会談か
-
小林陵侑「成長できた」=五輪プレシーズン終え帰国―スキージャンプ
-
ミャンマー地震で自衛隊機派遣=医薬品輸送、8日にも
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
元祖“怪物” 巨人・江川卓投手
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎