ドジャース大谷、メジャーでも特別な存在=野球の枠超えた関心―米大リーグ

【ニューヨーク時事】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平の今季は、日本で華々しく幕を開けた。カブスとの東京ドーム開幕戦で2安打を放ち、2戦目には1号本塁打。母国で期待にしっかり応えた。
大リーグ機構によると、開幕戦はテレビや動画などのプラットフォームを通じた日本での視聴者数が平均2500万人に達し、メジャーの試合としては国内史上最多になった。東京シリーズのグッズ売り場で最も売れたのはやはり大谷のユニホーム。ドジャース、カブスには計5人の日本選手がいるが、注目度は別格だった。
大谷は今、メジャー全体においても特別な選手だ。「ユニコーン」と称す大リーグ公式サイトは「2025年は彼を見る需要がこれまで以上に高まるだろう」とし、ドジャースの遠征日程をまとめた記事を掲載。春季キャンプ中に現役選手から集めたアンケートでは、「最高の選手は誰か」との質問で大谷が1位となった。
関心の高さは野球の枠にとどまらない。米野球殿堂博物館のジョシュ・ラウィッチ館長は「彼はサッカーのリオネル・メッシ(アルゼンチン)のように国を超越している」と評す。昨年12月、大谷は妻の真美子さんと米プロバスケットボール協会(NBA)レーカーズの試合を観戦。球場外でも注目を浴びた。ヘッドホンのCMでは、メッシや、NBAの大スターであるレブロン・ジェームズと共演した。
「野球を好きではない米国人も彼を知っている」とラウィッチ氏。スポーツ大国の米国の中でも別格と言えるような存在になった大谷が、メジャー8年目のシーズンをスタートさせた。
[時事通信社]
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