新十両昇進の宮乃風「素直にうれしい」=大相撲

夏場所番付編成会議で新十両昇進が決まった宮城改め宮乃風は「素直にうれしい。入門してよかった」と喜びを語った。
沖縄県出身の26歳で、日体大から角界入り。何度も幕下上位ではね返されていたが、東筆頭で迎えた春場所で勝ち越し。念願の関取の座をつかんだ。約4年での出世は「大学で実績があったわけではない。親方の指導のおかげ。早いとか、遅いはない」と振り返る。
新しいしこ名は、本名と師匠の中村親方(元関脇嘉風)や、入門時の師匠である先代尾車親方(元大関琴風)から「風」の字をもらった。「上がったら、しこ名を欲しいと思っていた。気迫のある相撲を取りたい」と意気込んだ。
[時事通信社]
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