原発再稼働に意欲=値下げ「難しい」―東北電次期社長

東北電力社長に4月に就任する石山一弘副社長は21日、女川原発2号機(宮城県)に続く同3号機や東通原発1号機(青森県)の再稼働について、「引き続き全力で対応していく」と意欲を示した。電気料金の値下げに関しては、「現時点で実施は難しい」との認識を表明。その理由として、財務基盤の早期回復が最優先課題だと説明した。
財務基盤の改善に向け、石山氏は「小売りと卸売りの両面で、東北域外の販売を増やす必要がある」と、本来の営業エリア外でも収益力強化を目指す方針を明らかにした。さらに、「東北は再生可能エネルギーのポテンシャルが高い」と述べ、洋上風力発電などに取り組む考えを強調した。
ただ、風力発電は資材費高騰などで建設コストが膨らんでいると指摘。事業化に当たり、「国の制度などの議論を注視し、検討していきたい」と語った。
[時事通信社]

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