ドジャース佐々木、163キロに手応え=「良かったときの感覚」―米大リーグ

東京ドームの観衆の視線を一身に集め、ドジャースの佐々木が1番のハップに投じた第1球は球場内表示で100マイル(161キロ)を計測した。2、3球目も100マイルを続けて左飛。続く鈴木も直球勝負で空振り三振。一回を3人で片付けた。
スピードは最大の持ち味。「キャンプから練習してきた中で、真っすぐは一番良かった。(以前の)良かったときのいい感覚があった」。昨季は球速がなかなか上がらなかったが、この日の最速は101マイル(163キロ)。3回1失点、56球で降板したものの、大リーガーを直球でねじ伏せる場面が目立った。
一方で二、三回に計5四球を与えるなど、不安定さを露呈。二回は無失点でしのいだものの、投球モーションを盗まれてやすやすと盗塁される場面もあった。三回には1死一塁から盗塁を許すと、3者連続四球で1点を献上した。
なお1死満塁のピンチで立ち直り、ブッシュを直球とフォークの組み合わせで抑えるなど連続三振でピンチを切り抜けた。「制球は次に向けて修正しないといけないが、あの(直球の)感覚はしばらくなかった。そこが戻ってきたことがよかった」。明るい兆しの見えるデビュー戦になった。
[時事通信社]

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