東大寺学園と校長ら書類送検=教員への割増賃金不払い容疑―奈良労基署
全国有数の進学校として知られる東大寺学園中・高校(奈良市)で、教員に割増賃金の一部を支払わなかったとして、奈良労働基準監督署は17日、労働基準法違反容疑で、運営する学校法人東大寺学園と、法人理事の校長(64)、事務局長(56)、事務長(60)の3人を書類送検した。
送検容疑は2024年10月、教員36人に時間外労働や休日労働をさせたのに、同月分の割増賃金計約130万円を支払わなかった疑い。
東大寺学園によると、不払いの割増賃金のほとんどは部活動に伴うものだった。労基署が23年12月に是正勧告をしたが、24年11月の立ち入り調査で再び不払いを確認したという。
同学園は「事態を重く受け止めている。今後は賃金の未払いが発生しないよう勤怠管理システムを導入し、労働時間の把握徹底に努める」とコメントした。
[時事通信社]
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