トランプ氏、ガザ「所有」に改めて意欲=米軍派遣の可能性は否定
【ワシントン時事】トランプ米大統領は6日、自身のSNSで、パレスチナ自治区ガザが「戦闘終結後にイスラエルから米国に引き渡されるだろう」と述べ、改めて「所有」に意欲を示した。一方で「米兵は必要ない」として、米軍派遣の可能性を否定した。
トランプ氏は4日、イスラエルのネタニヤフ首相との会談後の記者会見で、米国によるガザの「所有」に言及。住民を近隣諸国に移住させ、ガザの復興や再建を主導する考えを示し、アラブ諸国などから強い反発を受けている。
トランプ氏はSNSで「パレスチナ人は幸せで安全で自由になるチャンスがある」と再び主張した上で、「地球上で最も偉大で壮大な開発になるであろう建設を米国は徐々に慎重に始める」と強調。各国の「開発チーム」と協力して構想に取り組む意向を示した。
[時事通信社]
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