埼玉の山沢兄弟、攻撃の要=王座奪回へカギ握る2人―ラグビーリーグワン
兄弟のコンビネーションがゲームを支配した。SO山沢京とFB山沢拓が何度も攻撃の起点となり、開幕戦を快勝で飾った埼玉。3季ぶりの王座奪還へ、新しい攻撃の形を披露した。
前半早々に見せ場は訪れた。敵陣での連続攻撃からボールを受けた弟の山沢京は、自身で持ち込む姿勢を一瞬見せて防御を引き付け、走り込んできた山沢拓にパス。兄は得意のステップで一気に前進してゴールに迫り、反則を誘って先制PGにつなげた。「ジャストで入ってきてくれた」と弟。息ぴったりのプレーだった。
山沢京はキックや防御でミスもあったが、兄は「安心して見ていた」。SOとしても経験豊富な兄のサポートで、弟は迷いなくボールを動かした。
日本代表の経験も豊富なSO松田がトヨタへ移籍。新たな司令塔がチームの行方を左右しそうだ。山沢兄弟が見せたプレーについて、ディーンズ監督は「満足している。2人とも良い直感を持っている」と評価した。脂の乗った30歳と開幕スタメンを勝ち取った26歳が、チームを引っ張る。
[時事通信社]
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