得点アップへ構成変更=樋口、7年ぶりのファイナル―フィギュアGP
7年ぶりに迎えたファイナルの舞台。樋口は4日の公式練習でショートプログラム(SP)の曲をかけて調整した。その後はジャンプなどで氷の感触を確認。「(現地入り後)初めてだったが、思ったよりも体が動けている感じがあった」と表情は明るかった。
今季はスケートアメリカで自身初のGP制覇。フランス大会でも2位に入った。シーズン序盤からここまで確かな手応えがある。今大会はSPの後半に連続ジャンプを組み込み、構成に手を加えた。「少し点数を上げるために変えた。落ち着いて滑りたい」
2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪のプレシーズン。そこを見据えれば、この後、19日に開幕する全日本選手権も重要になる。今大会は6人のうち5人が日本勢。前哨戦のような雰囲気もある。「みんな全日本でいつも上にいる選手。そこは意識しながら滑れればいい。自信をつけられる大会にしたい」と意気込んだ。(グルノーブル時事)
[時事通信社]
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