仏内閣、不信任の公算=予算案強行採択に野党反発
【パリ時事】フランスのバルニエ首相は2日、下院の採決を経ずに2025年社会保障予算案を強行採択する憲法の例外手続きを取った。左派野党はこれに反発し、内閣不信任決議案を提出。極右・国民連合(RN)も同調しており、4日にも可決される公算が大きい。
不信任なら内閣は総辞職に追い込まれ、予算案も否決となる。市場では政治の混乱で予算執行に支障を来す事態が懸念されており、つなぎ予算の確保が急務となりそうだ。
マクロン大統領の中道連合など少数連立与党が支えるバルニエ内閣は9月の発足後、欧州連合(EU)基準を大幅に上回る財政赤字を削減しようと緊縮型の予算案を提出した。RNの支持を得て議会通過を目指す考えだったが、増税撤回や年金給付の増額を要求され、交渉が難航していた。
[時事通信社]
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