ジョージア大統領、離職拒否=「議会に正当性なし」
旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)の親欧米派ズラビシビリ大統領は30日、ロシアに融和的な与党が過半数を得たと中央選管が発表した10月の議会選の正当性を認めず、自身の12月中旬の任期満了後も職にとどまると宣言した。国民向けに演説した。
憲法改正に伴い、大統領選は今回から国民の直接選挙から議員による間接選挙に変更されている。与党「ジョージアの夢」は期日を12月14日に決定した。親欧米派の議会ボイコットを無視した形で、ズラビシビリ氏は「正当性のない議会は新大統領を選出できない」と主張した。
[時事通信社]
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