スーパーの棚の前での決定時間は20秒以内=ミラノIULM大学教授〔GNW〕
【グローブニューズワイヤ】神経マーケティングと消費者心理学の専門家であるイタリア・ミラノのIULM大学のビンチェンツォ・ルッソ教授は、消費者がスーパーマーケット棚の前で過ごす平均時間は驚くほど短く、果物や野菜を含め、平均的な消費者が商品を購入するかどうかを決めるまでにかかる時間は4~20秒となっていると指摘した。ルッソ教授は「消費者は合理的に選択するわけではない。購入の決定において主な要因となるのは感情であり、その決定はほんの数ミリ秒で行われる」と説明している。その結果、商品を購入するか購入しないかの決定がこのような短い時間で行われると、果物や野菜商品の選択自体が価格や習慣のみに基づくというリスクがある。これは、商品の本質的な価値を損なう非常に深刻なリスクであるとしている。同教授は、「ヨーロピアン・アート・オブ・テイスト」のスポンサーであるCSOイタリアが主催したイベント「果物と野菜と神経マーケティング―変化する世界における消費者の理解」でこうした見解を明らかにした。〈GNW〉
【注】この記事はグローブニューズワイヤ提供(1001011979)。
最新動画
最新ニュース
-
グリーンランドで新首相就任=ニールセン氏、団結呼び掛け
-
米俳優R・デニーロさんに生涯功労賞=5月授与へ―仏カンヌ映画祭
-
「最後のナチ裁判」元速記係死去=収容所勤務、99歳で有罪―ドイツ
-
NY株3日続落、349ドル安=米関税で景気後退懸念
-
12日にイランと直接協議=トランプ米大統領
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
元祖“怪物” 巨人・江川卓投手
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎