AI作成記事増、半数超が否定的=フェイク懸念の声多く―新聞通信調査会
生成AI(人工知能)が書いたニュース記事が増えることについて、公益財団法人「新聞通信調査会」(西沢豊理事長)は12日、56%超が「よくない」と思っているとの調査結果を発表した。フェイクニュースが紛れ込む危険性を指摘する声が多かった。
調査は7月19日~8月18日、全国の18歳以上の男女5000人を対象に実施。2906人から回答を得た。
生成AIによる記事の増加については、「よくない」が18.5%で、「どちらかと言えばよくない」(38.1)と合わせ、半数超が否定的に捉えていた。「よい」は2.0%、「どちらかと言えばよい」は13.5%だった。
生成AIが記事を書くことへの印象を複数回答で尋ねると、「フェイクニュースが紛れ込む危険がある」が48.9%で最多。「記事の責任の所在があいまいになる」(44.5%)、「似たような記事ばかりになる」(28.4%)と続いた。
生成AIによるフェイクニュースにだまされない自信があるかを問うと、「ない」(44.3%)と「どちらかと言えばない」(43.6%)が合わせて9割近くを占め、「ある」は1.5%、「どちらかと言えばある」は9.6%にとどまった。
調査では、どの国が世界平和への最大の脅威になっているかも質問。最多はロシア(40.7%)で、中国(27.0%)、北朝鮮(15.7%)と続いた。4位は米国(6.6%)で、日本は5位(3.2%)だった。
[時事通信社]
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