元稀勢の里、晴れ姿喜ぶ=大相撲
大の里の大関昇進伝達式を終え、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は「僕よりもうまかった。現役中は緊張で膝が震えたくらいだったが、きょうは楽しんで聞いていた」。まな弟子の晴れ姿に目を細めた。
日体大で2年連続アマチュア横綱となった大器を基礎からじっくり指導。「これをしないと強くならないぞと言われたことを素直にやり続けられる」と、急成長を支えたひたむきさを評価する。
「これからは相撲への向き合い方や、綱を巻くのはどういう人間かということを勉強することも大事。そういう部分も教えていきたい」。かつて自身が極めた番付の頂点を目指し、師弟の歩みは続いていく。
[時事通信社]
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