2024-09-03 08:00地域

発祥の地で「花笠踊り」　山形県尾花沢市

　「花笠踊り」発祥の地とされる山形県尾花沢市で「おばなざわ花笠まつり」が開催された。市内外から参加した約１７００人の踊り手が同市中心部の商店街で踊りを披露した。
　市によると、約１００年前、農業用の人口池「徳良湖」を作る際に歌われた「どんづき唄」に合わせて作業者が傘であおぎ合う動きなどが原型とされる。市には振り付けが異なる五つの流派があり、踊り手はそれぞれの踊りで観客を楽しませた。
　同県村山市から夫婦で初めて訪れたという自営業の４０代女性は「元祖なので一度は見に来たかった。踊りの種類が違うので華やか」と話した。【もぎたて便】