新捕鯨船のクジラ肉が初入荷 仙台市
仙台市の中央卸売市場で、5月に操業したばかりの捕鯨船「関鯨丸」が捕獲したニタリクジラの生肉約2トンが初入荷された。仙台塩釜港で水揚げされたもので、仲買人が品定めしながら、次々と競り落とした。
北海道や東北沖で捕獲後、船内で解体され、鮮度の高いまま競り場に届けられた。競りでは1キロ当たり最大41万円で取引された。
ニタリクジラの生肉は馬刺しのような食感を楽しめる。関鯨丸を運航する「共同船舶」(東京)の所英樹社長(70)は「塩をかけてもしょうゆに付けてもおいしい。ぜひ食べてほしい」と話した。【もぎたて便】
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