2024-07-17 18:57World eye

マレーシア機撃墜から10年、ロシアの責任追及誓う 豪政府

【シドニーAFP=時事】ウクライナ東部でマレーシア航空MH17便が撃墜された事件からちょうど10年となった17日、オーストラリア政府はロシアの責任を追及し続ける姿勢を明らかにした。≪写真は資料写真≫
 この事件では乗客乗員298人全員が死亡し、うち38人がオーストラリア人だった。
 ロシアによるクリミア半島の一方的な併合から間もない2014年7月17日、オランダの首都アムステルダムからマレーシアの首都クアラルンプールに向け飛行中だった同便は、親ロシア派武装勢力が支配するウクライナ東部の上空で地対空ミサイルに撃墜された。
 豪首都キャンベラの連邦議会で行われた追悼式典でペニー・ウォン豪外相は遺族ら参列者を前に、オーストラリアはロシアの責任追及を引き続き行っていくと述べた。
 オランダの裁判所は2022年、撃墜に関与したとして男3人に終身刑を言い渡した。裁判は被告人不在のまま行われた。
 ロシアは一切の関与を否定している。【翻訳編集AFPBBNews】

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