平和記念式典に115カ国参列へ=過去最多の見通し―広島市
広島市は8日、8月の原爆の日に開催する平和記念式典の概要を発表した。参列予定は今月7日時点で115カ国と欧州連合(EU)代表部で、過去最多だった昨年(111カ国とEU)を上回る見通し。
核保有国では、英国、フランス、インド、イスラエルが出席予定。米国は調整中で、中国、パキスタン、北朝鮮は未回答という。ロシアには3年連続で、招待状を送っていない。
市担当者は参列予定国の増加について、「戦争や紛争が続く世界情勢の中、広島の被爆の実相や平和への思いなどが改めて注目されたのではないか」と述べた。
また、パレスチナ自治区ガザ侵攻を続けるイスラエルの招待を巡り、被爆者団体などから反対の声が上がっていたが、「このような時だからこそ被爆者のメッセージに触れ、平和に向けた一歩を踏み出してほしいと招待状に書き添えた」と説明。「われわれの思いをきちんと受け取った上で出席していただけると受け止めている」と話した。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
北口、2年連続最優秀選手=村竹、赤松、川野も表彰―日本陸連
-
米国防長官、来週にも来日=政権交代前に同盟強化確認
-
台湾与党幹事長、7日に訪日
-
40年の大学進学者「27%減」=学部定員を縮小、大学院強化へ―少子化見据え答申案・中教審
-
玉木代表、役職停止3カ月=不倫問題で処分、辞任せず―国民民主
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕