5月消費支出1.8%減=2カ月ぶりマイナス、物価高影響―総務省
総務省が5日発表した5月の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は29万328円で、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比1.8%減少した。マイナスは2カ月ぶりで、物価高による食料支出の減少などが響いた。
分類別では、食料が3.1%減と2カ月連続のマイナス。生育不良による価格上昇などで野菜・海藻の支出が減ったほか、調理食品も減少した。また、外食は1.9%減と2022年12月以来、17カ月ぶりのマイナスとなった。コロナ禍明けの需要回復が一巡したとみられる。
[時事通信社]
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