ICCの逮捕状発付に反発=外交への影響必至―イスラエル
【カイロ時事】パレスチナ自治区ガザで続く戦闘を巡り、国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)が21日、イスラエルのネタニヤフ首相とガラント前国防相、イスラム組織ハマスの軍事部門トップのデイフ氏に逮捕状を出した。イスラエルとその後ろ盾である米国は決定を「拒否する」と激しく反発。一方、イタリアやカナダなどは決定に従う意向を示しており、イスラエルの外交への影響は必至だ。
ICCには日本を含む124カ国・地域が加盟。イスラエルや米国は参加していないものの、加盟国などに渡航すれば拘束される可能性がある。
ICCの発表によると、ネタニヤフ氏とガラント氏には、ガザへの食料や水、医薬品などの供給を意図的に制限し、国際人道法に違反した疑いなどがある。
[時事通信社]
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