響いた初戦の3失点=ウクライナ、僅差で涙―サッカー欧州選手権
【シュツットガルト(ドイツ)時事】サッカーの欧州選手権で26日、1次リーグE組の全4チームが勝ち点4で並ぶ大混戦となった。明暗を分けたのは得失点差。同組で唯一決勝トーナメントに進めなかったウクライナのティムチクはルーマニアとの初戦で喫した3失点を悔やみ、「母国の人々を失望させた。本当に申し訳ない」と涙を浮かべた。
1勝1敗として1次リーグ突破に望みをつなぎ、迎えたベルギーとの最終戦。初先発のスバトクが大型FWルカクを密着マークで封じ、ドクのドリブル突破には常に2、3人で対応することで、豪華攻撃陣を狙い通りに分断した。
後は何度もあったカウンターのチャンスを物にするだけだったが、1点が遠かった。終盤の猛攻も実らず0―0のまま試合終了を迎えると、選手たちは力尽きたようにピッチに倒れ込んだ。
ロシアの侵攻を受けてから、初めて臨んだ主要大会。悔やまれる形での終戦となったが、2戦目、3戦目の戦いぶりは堂々たるものだった。ベルギー戦後にはスタンド中の観客が温かい拍手でたたえた。レブロフ監督も「これが人生。失敗することもあるが、重要なのはどう立ち上がるかだ。選手たちには何の文句もない」と胸を張った。
[時事通信社]
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