中日、中田が得点増のカギ=打線手ごわいソフトバンク―プロ野球・12球団戦力分析(4)
【中日】2年連続最下位の要因となっている得点力不足の解消へ、新加入の中田がカギを握る。通算303本塁打の強打者は近年、100試合前後の出場にとどまっているが、状態が万全なら4番一塁に入る。ともに長打力のある細川、石川昂が脇を固める中軸は相手の脅威となりそうだ。
昨季同様、二遊間の絶対的レギュラーがいないのは気がかり。新人の辻本、右肩脱臼から復活した2年目の田中、育成から支配下に上がるロドリゲスら若手が候補となる。
投手陣は今年も万全。先発は柳、小笠原、高橋宏、メヒア、涌井に加え、大野が左肘手術から復帰し、梅津、根尾も控える。救援陣は勝ちパターンの清水や松山が健在。リードした展開で守護神マルティネスを投入する試合を多くつくりたい。
【ソフトバンク】期待の新戦力は、本塁打王3度の山川、一昨年23本塁打を放ったウォーカー。近藤、柳田、栗原らの強力打線に2人が加わり、さらに手ごわくなりそうだ。俊足の周東が1番で高い出塁率を維持できれば、昨季以上の得点力が見込める。ベンチには中村晃が控え、開幕前に支配下契約をつかんだ川村ら若手も貪欲にスタメンの座を狙う。
中継ぎは藤井やオスナらが勝ちパターンを担い、今年も盤石。最重要課題だった先発は補強こそなかったが、倉野投手コーチの下で整備が進んだ。開幕投手を務める有原が柱となり、昨年はシーズンを通して活躍できなかった東浜、石川、大関が巻き返しを期す。中継ぎから転向するモイネロも仕上がりがいい。ベテラン和田はこれから状態を高められるか。
最新動画
最新ニュース
-
大谷音なしも7連勝=米大リーグ
-
聖火が仏に到着=15万人が出迎え―パリ五輪
-
実質賃金減少、過去最長に=24カ月連続、2.5%減―3月
-
中国主席、ハンガリー入り=対中強硬論の抑止期待
-
ファーウェイ向け輸出許可取り消し=半導体、軍事転用を警戒―米商務省
写真特集
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手
-
【駅伝】第100回箱根駅伝
-
【女子フィギュア】吉田陽菜
-
【男子フィギュア】山本草太
-
【野球】日本シリーズ関西対決 阪神が38年ぶり日本一
-
【MLB】ドジャースの歴代日本選手