米大統領専用機エアフォースワン (2/42)

次期エアフォースワン 1990年に導入された現行のエアフォースワンは老朽化が指摘されており、米空軍は2017年8月に航空大手ボーイングと後継機2機の購入契約を締結したと発表した。後継機をめぐっては16年12月、大統領就任前のトランプ氏がボーイング747−8を「高価すぎる」としてキャンセルする意向を表明していた。 次期エアフォースワンとなるボーイング747−8の2機は、発注したロシア企業が15年に倒産し、納品されないまま倉庫で眠っていたため、購入価格を大幅に抑えることができたという。19年から大統領の任務遂行に必要な設備の設置などの改造を行い、24年の運用開始を目指していた。 写真はボーイング・グラフィックスが09年4月27日に公開したボーイング747−8型機のコンセプトイメージ 【EPA時事】