米大統領専用機エアフォースワン

米大統領専用機エアフォースワン 米議会調査局は2022年6月8日、米航空機大手ボーイングが製造している米大統領専用機「エアフォースワン」の後継機について、納入がさらに遅れる可能性があることを明らかにした。人手不足で技術者の確保が難航しているほか、安全基準の達成度合いが予定を下回っているためという。 政府監査院(GAO)も報告で「ボーイングは労働市場の競争激化で、航空技術者の労働力に制約が生じている」と指摘。機内設備の担当業者を変更する必要が出てくる可能性に言及した。 次期エアフォースワンはボーイング747―8で、核戦争など安全面で最悪の状況でも飛行できる設計。当初の納入予定は24年ごろだったが、国防総省は26年までは実現しない公算が大きいとの見方を示している。(ロイター時事) 写真は米国内で撮影された現在のエアフォースワン。ボーイング747(ジャンボジェット)に改造を加えた特別仕様で、1990年に米国政府へ引き渡された 【AFP時事】

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