柯前主席を再収監=第2野党、再建に障害―台湾
【台北時事】台北地方法院(地裁)は2日、収賄罪などで起訴された台湾第2野党・民衆党の柯文哲前主席(党首)を再び収監すると決めた。台湾メディアによると、柯氏は3日未明、拘置所に身柄を移された。昨年8月に逮捕され、12月27日に保釈が認められていたが、地裁は改めて「逃亡や証拠隠滅の恐れがある」などと判断した。
民衆党は創設者の柯氏の「個人商店」の色彩が濃く、汚職事件の影響で支持率が低迷。柯氏は今月1日に主席を辞任していた。再収監で外部への発信が制限され、党の立て直しの障害となりそうだ。
起訴状によると、柯氏は2022年までの台北市長時代に商業施設の容積率を上げ、見返りに賄賂を受け取った。柯氏は起訴内容を否認。台北地検が保釈を不服として抗告し、台湾高等法院(高裁)が地裁に差し戻していた。
[時事通信社]
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