2023.02.09 その他

ロシアの「反プーチン」バンド (17/28)

ロシア・モスクワの大聖堂で「マリア様、プーチン(大統領)を追い出して」と反政権ソングを歌い、8月に禁錮2年の実刑判決を下された女性パンクバンド「プッシー・ライオット」の3人の控訴審で、モスクワの裁判所は10月10日、エカテリーナ・サムツェビッチ被告を執行猶予付きの有罪に変更する一方、他の2人の控訴を棄却する判決を言い渡した。同被告は「信徒を傷つけたのなら謝罪したい」と述べており、同日釈放された。 サムツェビッチ被告は1日の前回出廷時、弁護士の交代を申し立て裁判所が同意。これに伴い審理が延期されていた。同被告は無罪を訴える他の2人との見解の違いが指摘され、フーリガン(暴徒)罪を認める代わりに減刑される「司法取引」の可能性が報じられていた。 写真は、控訴審が行われたモスクワの裁判所でのメンバーたち(2012年10月10日) 【AFP=時事】