2013.07.20 スポーツ

【女子サッカー】頑張れ、なでしこ (271/560)

サッカーの2011年女子W杯ドイツ大会決勝で米国をPK戦の末に退けて初優勝を果たし、トロフィーを手に喜ぶ沢穂希(中央、INAC)ら日本のイレブン。サッカーで、年齢制限のないフル代表が世界一を争う大会で日本が優勝したのは、男女を通じ初めて。女子は五輪3度、W杯6度目の出場で日本スポーツ史を塗り替える偉業を遂げた。 後半24分に先制された日本は、同36分に宮間あや(岡山湯郷)が同点ゴール。延長前半14分にワンバックのゴールで勝ち越された後も、同後半12分に沢が決めて再び追い付いた。PK戦ではGK海堀あゆみ(INAC)が好セーブを連発し、過去21敗3分けの米国に雪辱した。 沢は今大会5点目で、得点王を獲得。最優秀選手(MVP)にも選ばれた。 世界ランキング4位の日本は今大会、1次リーグを2勝1敗で通過すると、準々決勝で強豪ドイツを、準決勝でスウェーデンを破り、初の決勝進出で一気に頂点に立った。米国は3大会ぶり3度目の優勝を逃した。 日本女子は1981年に初めて代表が結成され、W杯で95年大会のベスト8、五輪は2008年北京大会の4位が過去最高だった。=ドイツ・フランクフルト(2011年07月17日) 【AFP=時事】