2019.10.28 スポーツ

【男子ゴルフ】タイガー・ウッズ (95/189)

5日開幕のメジャー第1戦、マスターズ・トーナメントに向け、フィル・ミケルソン(右、米国)と練習ラウンドで調整するタイガー・ウッズ=米ジョージア州オーガスタ【AFP=時事】 腰の手術などから復帰した男子ゴルフ元世界ランキング1位のタイガー・ウッズ(米国)が、3年ぶりにマスターズ・トーナメントに臨む。5度目の優勝が懸かる42歳は通算21度目の大舞台を控え、「ここでは経験が物を言う。ベストのプレーができたらいい」と抱負を語った。 マスターズはメジャーで唯一、毎年同じコースで実施される。ウッズに全盛期のような他を圧倒する強さが戻ったとまでは言えないが、豊富な経験を生かして優勝争いに絡む可能性は十分ある。 開幕を2日後に控えた3日は、フィル・ミケルソン(米国)と練習ラウンドを回った。多数のギャラリーが集まり、ウッズがどのホールでプレーしているかは一目瞭然だった。 座っていることさえつらかったと言う腰の状態は、昨年4月に腰椎を固定する手術を受けて痛みがなくなった。その後のトレーニングでスイングスピードが上がり、「悪かったときのことを思えば、奇跡のようだ」。自身も予想できなかったほどの回復で、自信も取り戻した。 メジャー通算14勝を誇るが、2008年全米オープンを最後に頂点に立っていない。15年8月の全米プロ選手権で予選落ちした後は、2シーズンにわたりメジャー大会を欠場した。1997年にメジャー初制覇を果たした思い出深いオーガスタの地で、新たな歴史を刻む一歩を踏み出すか。(2018年04月03日)