空飛ぶ車米ボーイングが実施した「空飛ぶ車」の試験飛行(同社提供)【時事通信社】 米航空機大手ボーイングは23日、垂直に離着陸する小型旅客機の自動飛行試験に成功したと発表した。タクシーのような手軽な航空交通の実現を目指す「空飛ぶ車」は、米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズなど多くの企業が実用化を目指しており、開発競争が本格化してきた。 東部バージニア州マナサスで22日に実施した試験では、離陸から空中での一時停止、着陸までを行った。今後は、垂直方向から前方への飛行に移行する技術に取り組む。 試作機は、全長約9.1メートル、幅約8.5メートル。電動プロペラを備え、約80キロ飛行できるという。(2019年01月24日)