【歴代】米アカデミー賞 (37/55)
第76回米アカデミー賞(2004年)で、助演男優賞にノミネートされた渡辺謙。「ラストサムライ」では、武士道精神を貫く侍役を好演し、受賞は逃したものの、ハリウッド進出の足掛かりとした。(米ハリウッド) この年は、シリーズ完結編「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」がノミネートされた全11部門で受賞し、「べン・ハー」「タイタニック」と並ぶ史上最多タイ記録となった。また、東京を舞台にしたソフィア・コッポラ監督の「ロスト・イン・トランスレーション」が脚本賞を受賞。外国語映画賞にノミネートされた山田洋次監督「たそがれ清兵衛」は受賞を逃した。主な受賞者・作品は次の通り。 作品賞=「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」 監督賞=ピーター・ジャクソン(「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」) 主演男優賞=ショーン・ペン(「ミスティック・リバー」) 主演女優賞=シャーリーズ・セロン(「モンスター」) 助演男優賞=ティム・ロビンス(「ミスティック・リバー」) 助演女優賞=レニー・ゼルウィガー(「コールドマウンテン」)(2004年02月29日) 【AFP=時事】