大阪・ミナミの飲食店に休業要請 時短営業も、8月6日から
大阪府は31日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、大阪市の「ミナミ」中心部の飲食店に休業を要請する方針を決定した。同市と連携して8月6日から20日まで実施。感染防止対策を講じていない店に限り行う。吉村洋文知事は会議で「ピンポイントで感染の広がっているホットスポットに対策を取る」と述べた。
対象区域には、若者らでにぎわう道頓堀や心斎橋が含まれる。医療提供体制が逼迫(ひっぱく)した場合、さらに範囲を拡大する方針。吉村氏らは当初、5日からの開始を検討していたが、準備期間を確保する観点から、1日遅らせることを決めた。
休業要請は、接待を伴う飲食店やカラオケ店などのうち、府の「感染防止宣言ステッカー」を掲示せず対策を講じていない店舗が対象。対策を講じた店舗に加え、接待を伴わず酒類を提供する居酒屋などには、午後8時までの時短営業を求める。
対策を講じた上で時短営業を行った店に対しては、市が1日1万円の協力金を支給。府も同額を足す。国にも予備費を活用した上乗せを求めた。
吉村氏は業種と範囲を絞った休業要請について、「(愛知や福岡など)他の大都市も追随することを期待したい」とも述べた。(2020/07/31-21:32)
Osaka Pref. to Request Biz Suspensions in Virus-Hit Area
Osaka Governor Hirofumi Yoshimura said Friday he will ask some eating and drinking establishments in the Minami entertainment district of Osaka, the capital of the western Japan prefecture, to suspend operations, in the fight against the new coronavirus.
The governor plans to have the business suspensions in place for the period between Wednesday and Aug. 20, through cooperation with the Osaka city government.
Subject to the requests will be establishments with hospitality services and "izakaya" dining bars with poor countermeasures that do not display the prefectural government's sticker certifying that adequate infection prevention steps have been taken.
"We need to launch countermeasures by narrowing down the areas where new infection cases are expanding," Yoshimura told reporters.
Osaka Mayor Ichiro Matsui said separately that the city government plans to specify the particular locations to be covered by the business suspension request.
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