ソフトバンクG、米携帯株の売却発表 2兆円超の可能性、負債圧縮
ソフトバンクグループ(SBG)は23日、持ち分法適用会社の米携帯電話大手TモバイルUS株式の一部を同社に売却することを正式決定したと発表した。売却額は2兆円を超える可能性があり、SBGは最大2兆円を自社株取得に充てるほか、有利子負債の圧縮などに使う。
SBGは収益の柱とする投資事業の不振で、2020年3月期に1兆3646億円の連結営業損失を計上。保有資産売却などで最大4兆5000億円を調達する計画を掲げる。その一環として、国内通信子会社ソフトバンク株売却などを実施しており、Tモバイル株売却で調達を加速させる。詳細な売却額などは一両日中に決定する。(2020/06/23-11:00)
SoftBank Group Announces T-Mobile Share Sale Plan
Japanese technology conglomerate SoftBank Group Corp. said Tuesday it has decided to sell shares in T-Mobile US Inc., an equity-method affiliate, to the U.S. mobile carrier.
The proceeds from the sale, which could exceed 2 trillion yen, will be used to repurchase SoftBank Group shares worth up to 2 trillion yen and to reduce debts.
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