みずほ銀、新興企業支援へファンド 社債で資金供給、100億円規模
みずほ銀行がスタートアップ(新興企業)の資金調達を支援するファンドを7月中にも新設することが20日、分かった。スタートアップが発行する新株予約権付き社債を、ファンドが引き受けることで資金を供給する。規模は総額100億円で、子会社みずほキャピタル(東京)が運営する。
みずほフィナンシャルグループの磯貝和俊執行役が同日までに時事通信の取材で明らかにした。スタートアップの資金調達は株式発行を通じて行うのが一般的だ。ただ、株式相場が軟調になると円滑な調達が難しくなるほか、発行済み株式が増えて1株当たりの価値が下がる難点がある。社債の活用で、磯貝氏は「企業として安定した資金調達ができる。(新ファンドには)相当なニーズがある」とみている。(2023/07/20-17:13)
Japan's Mizuho Bank to Establish Startup Support Fund
Japanese megabank lender Mizuho Bank plans to set up as early as this month a fund to help startups raise money.
The fund, set to be worth 10 billion yen, will buy from startups bonds with warrants to acquire new shares. It is set to be managed by Mizuho Capital Co., a Mizuho Bank subsidiary.
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