燃料電池「30年に年10万台供給」 商用車向け中心に―トヨタ
トヨタ自動車は11日、報道陣向けの説明会で、水素を使って発電する燃料電池(FC)システムについて、2030年に年間10万台を供給できるとの見通しを明らかにした。燃料電池は、脱炭素エネルギーとして欧米や中国で急速な市場拡大が見込まれており、主にトラック向けなど外部の商用車メーカーへの販売を目指す。
燃料電池市場は30年に世界で5兆円規模への拡大が予測されているが、水素ステーションの整備が進んでいない日本市場では普及の遅れが見込まれている。トヨタの中嶋裕樹副社長は説明会で「(販売)量を出せる欧州、中国で台数を出し、コストを下げて日本に持ち込む」と強調。海外での実績をてこに国内市場を開拓する考えを示した。(2023/07/11-16:40)

Toyota to Supply Fuel Cells for 100,000 Vehicles in 2030
Japan's Toyota Motor Corp. said Tuesday that it expects to supply its hydrogen fuel cell system in amounts enough for 100,000 vehicles annually in 2030.
As the fuel cell market is forecast to expand rapidly in Europe, the United States and China as a decarbonized energy source, the automaker aims to sell the system to commercial vehicle manufacturers, mainly truck makers, outside the group.

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