三重・京都などの3人感染 武漢に滞在歴―新型肺炎
厚生労働省などは30日、三重県や京都府などで新たに3人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。いずれも中国・武漢市に滞在歴があった。
三重県によると、感染が確認されたのは同県在住の外国籍の50代男性で、昨年12月24日から武漢市に滞在し、今月13日に帰国していた。25日に発熱、27日に救急搬送されたが、肺炎の症状が見られず自宅療養していた。29日に再度受診して感染が判明。入院中だが快方に向かっているという。
京都府によると、感染が確認されたのは京都市在住の20代の中国人留学生女性で、16~22日に武漢市に滞在した。22日に日本へ戻った際に症状はなかったが、23日からせきなどの症状が出て、28日に搬送された。発症後は人と接触しないようにして自宅で過ごし、一度外出した際も二重にマスクをしていた。容体は安定しており、自宅で療養を続けている。
厚労省によると、中国・湖南省に住むツアーコンダクターの30代女性も、30日に感染が確認された。女性は19日に武漢市に滞在後、20日に来日し、26日までツアーを引率。24日から発熱とせきの症状が出て、東京都内の医療機関を複数回受診していた。発症後はマスクを着用していたという。(2020/01/30-23:29)
New Coronavirus Cases in Japan Rise to 14
The number of confirmed cases in Japan of the new coronavirus spreading from the Chinese city of Wuhan rose to 14 on Thursday.
A man in his 50s, who has a foreign citizenship and lives in Mie Prefecture, central Japan, and a Chinese woman in her 20s, a resident in the western Japan city of Kyoto, were confirmed to have the coronavirus, the Mie and Kyoto prefectural governments respectively said on the day.
The health ministry announced the infection of a female tour guide in her 30s, who is from China.
All of the three people had stayed in Wuhan, the capital of Hubei Province, according to the authorities.
The man in Mie developed a fever last Saturday after returning to Japan on Jan. 13 from Wuhan, where he stayed from Dec. 24 last year. He was taken to a hospital by ambulance on Monday, but returned to his home because he did not show symptoms of pneumonia.
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