働く高齢者の年金減を縮小=「働き控え」解消狙い―厚労省案
厚生労働省は25日、社会保障審議会(厚労相の諮問機関)年金部会で、一定の収入がある65歳以上の高齢者の厚生年金を減額する「在職老齢年金制度」の見直し案を示した。賃金と厚生年金の合計額が月50万円の基準額を超えると減額される現行制度について、62万円と71万円の2案を軸に基準額を引き上げ、年金額を増やす。来年の通常国会に提出する年金制度改革関連法案に盛り込む。
働きながら年金を受け取る高齢者は2022年度末時点で約308万人。うち当時の基準額(47万円)を超えていたのは約50万人だった。見直しにより高齢者の働く意欲を高め、企業が抱える人手不足の解消につなげたい考えだ。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
10月の百貨店売上高、32カ月ぶり減=残暑で秋冬衣料苦戦
-
二枚看板が力投=横浜高、松坂以来の頂点―明治神宮野球
-
野菜摂取量、01年以降最少=目標値「350グラム」に遠く―厚労省
-
堂込氏が国民会派入り=参院
-
日本勢34年ぶり新人賞=西郷、会心バーディー締め―米女子ゴルフ
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕