両陛下、海づくり大会に 3年ぶり現地参加―兵庫
兵庫県を訪れた天皇、皇后両陛下は13日、明石市で開かれた第41回全国豊かな海づくり大会に出席された。新型コロナウイルスの影響で、両陛下が現地を訪れて参加したのは3年ぶり。
午前中の式典で天皇陛下は、阪神大震災で水産業を含め甚大な被害が発生したが復興を遂げたとし、「経験と教訓を伝え続ける歩みが進められていることに、心から敬意を表します」とあいさつ。「豊かな海づくりの輪が、兵庫県から全国へと広がっていくことを願います」と述べた。
両陛下は午後の大会行事で、同県で栽培漁業が盛んなマダイとヒラメの稚魚を明石港から海に放流。その後、市内の県立水産技術センターで小学生が水産教室に参加する様子を見学し、陛下は水槽に入ったヒトデを男児と一緒に数えた。皇后さまも「生き物の中でどういうのが好きですか」などと声を掛けた。同日夜、特別機で帰京した。
2020年の海づくり大会(宮城県)は新型コロナの影響で21年に延期となり、両陛下はリモートで出席した。(2022/11/13-20:02)
Emperor, Empress Visit Hyogo for Marine Convention
Japanese Emperor Naruhito and Empress Masako visited Hyogo Prefecture, western Japan, for the weekend to attend the 41st National Convention for the Development of an Abundantly Productive Sea held in Akashi.
It was the first time in three years for the Imperial couple to attend the annual event in person.
At a related ceremony on Sunday morning, Emperor Naruhito said in an address that the fishing and other industries in the western Japan prefecture were able to make a recovery from great damage caused by the 1995 Hanshin-Awaji earthquake.
"I sincerely respect continued efforts to pass on experiences and lessons (learned from the disaster,)" the Emperor said.
"I hope that the momentum of creating a rich ocean will spread from Hyogo to the rest of the country", he added.
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