米ファンド、セブン&アイに「コンビニ集中」要求 検討委の設置提案
セブン&アイ・ホールディングスは26日、株主の米ファンド、バリューアクト・キャピタルから書簡を受け取ったと発表した。バリューアクトは昨年来、国内外のコンビニエンスストア事業に集中するよう要求している。今回の書簡では、セブン&アイが他の事業の売却などを検討するため、社外取締役による「戦略検討委員会」を設置することを提案した。
セブン&アイはコンビニの「セブン―イレブン」以外に、「イトーヨーカ堂」や「そごう・西武」などで幅広く小売り事業を展開している。
バリューアクトは、セブン&アイがコンビニ事業に集中すれば「グローバルなチャンピオンになることも可能だ」と指摘。コンビニ以外の事業の売却や分離、他社との統合について検討委が協議し、4月末までに報告書をまとめるべきだとの考えを示した。(2022/01/26-15:22)
U.S. Fund Urges Seven & i to Focus on Convenience Store Biz
Japanese retail giant Seven & i Holdings Co. said Wednesday that it has received a letter from shareholder ValueAct Capital Management Inc., a U.S. investment fund.
In the letter, ValueAct requested that Seven & i establish a strategic review committee of outside directors to consider selling operations other than its convenience store business.
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