和歌山製油所閉鎖へ 石油需要減で―ENEOSHD
石油元売り最大手ENEOSホールディングス(HD)は25日、2023年10月をめどに和歌山製油所(和歌山県有田市)の稼働を停止し、閉鎖すると発表した。石油製品の需要減少や脱炭素化を踏まえて生産拠点の削減を進めており、その一環とみられる。同日午前、大田勝幸社長が和歌山県庁を訪問し、下宏副知事に方針を説明した。
関係者によると、大田氏は雇用維持に努める考えを表明したほか、跡地の利用について意見交換した。大田氏は会談後にオンラインで記者会見し、「競争力の強化が急務で、(生産拠点の)最適化へ苦渋の決断だと理解してほしい」と話した。
同製油所は1941年に旧東亜燃料工業の和歌山工場として操業を開始。現在、原油処理能力は1日あたり約12万7500バレルで、ガソリンのほか石油化学製品を製造している。従業員約450人に加え、関連会社の従業員も800人程度が働いており、地元からは雇用や税収への影響を懸念する声が上がっている。(2022/01/25-13:34)
Eneos Holdings to Shut Down Oil Refinery in Wakayama
Japan's leading oil wholesaler, Eneos Holdings Inc. , said Tuesday it will cease the operation of its oil refinery in Arida, Wakayama Prefecture, western Japan, around October 2023 for a shutdown.
The move is believed to be part of the company's efforts to reduce the number of production bases in line with falling demand for petroleum products and decarbonization efforts.
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