水素の海外調達、25年にも 脱炭素、FCV普及にらみ―ENEOSHD社長
石油元売り最大手ENEOSホールディングス(HD)の大田勝幸社長はインタビューに応じ、水素を使ってモーターを動かす燃料電池車(FCV)などの普及をにらみ、2025年ごろに海外から水素の調達を本格化させる方針を明らかにした。FCV向けの「水素ステーション」を含む関連事業全体が軌道に乗る時期については、「30年代になる」との見方を示した。
ENEOSHDは中東やオーストラリア、マレーシアなどで温室効果ガスを排出せずに水素を製造。それを輸入してFCVのほか発電や工業用に販売する計画。大田氏は「25年ごろには少なくとも数万トンの水素調達が始められる」と述べた。(2022/01/24-14:35)
INTERVIEW: Eneos Eyes Full-Scale Hydrogen Procurement from 2025
Japan's leading oil wholesaler Eneos Holdings Inc. plans to start the full-scale procurement of hydrogen from abroad around 2025, expecting fuel cell vehicles, or FCVs, which use hydrogen to power motors, to become popular, President Katsuyuki Ota has revealed.
The company's hydrogen station network for FCVs and other related businesses, as a whole, are "likely to enter stable operation in the 2030s," Ota said in a recent interview.
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