2022.01.04 19:32Nation

玉城沖縄知事が「まん延防止」要請検討 感染急増、各地で懸念高まる―新型コロナ

 沖縄県の玉城デニー知事は4日の記者会見で、県内の新型コロナウイルス感染者の急増を受け、特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」の政府への適用要請を検討する考えを示した。新型コロナの新規感染者は各地で増加しており、首長からは同日、「強い警戒心を持っている」(熊谷俊人千葉県知事)など懸念の声が相次いだ。
 玉城知事は会見に先立ち、同措置をめぐり松野博一官房長官と電話で協議。「要請した際は速やかに検討してほしい」と訴えた。会見では「県としてはもはや『第6波』に突入したと認識している。感染の広がり方が尋常ではないことを考えると、1週間後などという悠長な議論になってはいけない」と強調した。これに関し、松野氏は首相官邸で記者団に「要請が正式に出された場合は速やかに検討する」と語った。
 コロナの感染状況について、京都府の西脇隆俊知事も会見で「年末年始にかけて拡大傾向にある。第6波の入り口にある」との認識を示した。
 東京都の小池百合子知事は職員への年頭あいさつで「強い危機感を持って戦いに臨まないといけない。これまで培ってきた知見、経験の真価が問われている」と述べ、先手の対策を呼び掛けた。
 横浜市の山中竹春市長は変異株「オミクロン株」について「大変強い懸念を持っている。早ければ1月末にも第6波のピークを迎える可能性もある」と述べ、3回目ワクチン接種の前倒しや医療提供体制の拡充を強調。熊谷知事も「今後急速に(オミクロン株への)入れ替わりが進んでいく」と指摘した。
 大阪府の吉村洋文知事はオミクロン株について「感染拡大力は明らかにデルタ株より強い」としつつ、「オミクロンの陽性者で重症者は今のところいない。デルタ株と少し違うのではないかという意見もある」と述べた。(2022/01/04-19:32)

2022.01.04 19:32Nation

Okinawa Mulls Asking for COVID-19 Pre-Emergency Measures


Okinawa Governor Denny Tamaki said Tuesday that he is considering asking the Japanese government to place the southern prefecture in the COVID-19 pre-emergency stage, in the face of a fresh surge in new infections there.
   At a press conference, Tamaki revealed that he has had talks on the matter with Chief Cabinet Secretary Hirokazu Matsuno. "If we make the request, we hope that (the central government) would consider it promptly," he said.
   The governor stressed that the prefecture is now believed to have "already entered the sixth wave" of infections.
   He claimed that it should not take as long as a week to activate pre-emergency measures in Okinawa, considering that infections are spreading at an "unusual" speed.
   In Okinawa on the day, over 200 people were newly found positive for the coronavirus for the first time in about three and a half months.

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